劇場で「丘の上の本屋さん」、
試写会で「午前4時にパリの夜は明ける」を観た。
 
前者は古本、後者はラジオから
主人公とまわりの人の人生が描かれていく。
 
人生ははかなくも、美しい。
 
しあわせは遙か彼方の、
目を凝らさなければならないところにあるものではなく、
ほんの身近に、
近すぎて気づきもしないところにあるんだとしみじみ思う。
 
その夜の1杯は、美味しかった。
 
 
 

関連記事

  1. 2023.5.3

    香港の万年筆

      万年筆を使うようになったのは30代前半からだ。 昭和の作家は原稿用紙のマス目に彫刻す…

    香港の万年筆
  2. 2023.4.18

    発売1ヵ月で重版決定!

     大阪のタクシー会社の社長・坂本篤紀さんの初めての本、「維新断罪」の制作のお手伝いをしました…

    発売1ヵ月で重版決定!
  3. 2020.8.25

    橫浜、サンマーメン。

    橫浜の人は、全国の中華料理店で食べることができると思っているけれど、他県の人は、橫浜でし…

    橫浜、サンマーメン。
  4. 2021.12.16

    『音楽の聴き方』発刊記念トークイベント

    1月21日に、「I Stand Alone」につづく立川直樹さんとの新刊「音楽の…

    『音楽の聴き方』発刊記念トークイベント
  5. 2019.11.24

    人生で一番聴いた「アルバム」。

    FM COCOLOのメンバーがアルバムというパッケージ作品にこだわって愛着のある作品…

    人生で一番聴いた「アルバム」。
  6. 2023.5.2

    蒸留所の名がないウイスキー

    フランスにおいしいウイスキーもあるのですよ。そう告げるとちょっと驚いた様子のあとで、フランス…

    蒸留所の名がないウイスキー
  7. 2023.5.13

    ラハイナまで来た理由

      高校生のころ、片岡義男の世界にはまった。 それは〝はまった〟という表現がぴったりで、…

    ラハイナまで来た理由
  8. 2023.5.7

    新宮の原稿用紙

      白浜で仕事があった。その前日の予定がなにもなかったので、いい機会だと考えて朝一の「くろし…

    新宮の原稿用紙
  9. 2021.10.30

    移動日

    今日は、山形から新潟への移動日。移動日、なんて響きのいい言葉なんだろう。朝からチェッ…

    移動日