またひとつ、名店が灯りを落としました。

バー露口。

はじめて訪れたのは2016年。
見ず知らずの大阪者の取材依頼に
こころよく扉をあけてくださいました。

それから毎年のように伺うようになって。

そのたびに「ああ、西林さん、お元気やった」
と笑顔で迎えてくださいました。

いろいろな人をお連れして、
いろいろな人と出会い、
いろいろなお話を伺えました。

いつかはこの日が来るとわかっていたけれど、
いまはただお疲れ様と伝えたいです。

あのハイボールの味は、
しっかり記憶に刻んでおきます。

関連記事

  1. 2023.5.4

    室蘭の焼き鳥

      焼き鳥といえば、肉は鶏という思い込みは旅の途中で消えた。 職人をめぐる取材の旅で…

    室蘭の焼き鳥
  2. 2021.12.16

    『音楽の聴き方』発刊記念トークイベント

    1月21日に、「I Stand Alone」につづく立川直樹さんとの新刊「音楽の…

    『音楽の聴き方』発刊記念トークイベント
  3. 2023.5.7

    新宮の原稿用紙

      白浜で仕事があった。その前日の予定がなにもなかったので、いい機会だと考えて朝一の「くろし…

    新宮の原稿用紙
  4. 2023.5.6

    はじまりとしての法隆寺

      大阪に住んでいてよかったと思うことのひとつは、古都が近くにあることだ。 京都が太陽だ…

    はじまりとしての法隆寺
  5. 2020.7.18

    I Stand Alone.

    お知らせです。はじめての本が出版されます! 自主出版のあまい囁きやゴ…

    I Stand Alone.
  6. 2023.6.22

    ボビーズ・バー、マスター御歳91歳!

     会計をしたときにね、これから女性と会うんですよといえば、バーテンダーはお客さまの手にジ…

    ボビーズ・バー、マスター御歳91歳!
  7. 2023.6.1

    旅の相棒としての靴

      J. M. WESTONを「靴のロールスロイス」とたとえたのは松山猛だったと思う。その紹…

    旅の相棒としての靴
  8. 2023.5.11

    ベストパートナー賞!

     お世話になっているアワーズさんから(アドベンチャーワールドの運営会社さん)突然、盾…

    ベストパートナー賞!
  9. 2023.6.24

    ブルックリン生まれのウイスキー。

      ちょうど2回目となるニューヨークへの旅のまえに、ブルックリンの街中にウイスキーの蒸留所が…

    ブルックリン生まれのウイスキー。