誕生日も旅の空の下。
出張で鹿児島にきています。
ありがたいことです。

さて、お知らせを1件。

昨年の『I Stand Alone』につづいて
語り手 立川直樹、書き手 西林初秋の第二弾が
来年の1月21日に発売されます。
パチ、パチ、パチ。

タイトルは
『音楽の聴き方
〜聴く。選ぶ。作る。音楽と生きる日々とスタイル〜』

音楽についての本を西林さんと作ったら
おもしろいものができると思うんだよね、
という立川さんからのオファーから始まり、
何度か取材という名の雑談を行いました。

自粛の日々がつづいて、
音楽が再び見直されています。
しかしその一方で、
配信やサブスクリプションやSNSなど、
便利さと情報の波に飲まれて
音楽がアクセサリーとなってしまい、
音楽の本質や本来の楽しみを
見失っている人が多いようにも思います。

立川さんはいかに音楽を聴いてきたか。
選んできたか。そして作ってきたか。
そして音楽のチカラとは何で、
それを取り入れることで
日々の一瞬一瞬を
どのようにアップデートしてきたのか。

音楽についていろいろな角度からお聞きして
I Stand Alone』同様、
語り降ろしというカタチにまとめました。

また、立川さんが27歳のときに選んだレコード100枚の
原稿が発見されたので、
じゃあということでその45年後の
72歳の立川さんが選んだレコード100枚も紹介。
その100枚のラインナップの違いに、
時代や、経験や、年齢が浮き彫りになっておもしろいです。

寄稿には、松任谷由実さん、江國香織さん、
亀田誠治さん、桂文珍師匠、そして森永博志さんが
ラインナップ。

自分でいうのも何ですが、
なかなか充実した1冊に仕上がっていると思っています。

『音楽の聴き方
〜聴く。選ぶ。作る。音楽と生きる日々とスタイル〜』
1月21日発売。

アマゾンでは予約販売が始まっています。
ぜひ、お読みください。

関連記事

  1. 2022.10.2

    バー露口

    またひとつ、名店が灯りを落としました。バー露口。はじめて訪れたのは2016年。見ず知らず…

    バー露口
  2. 2023.4.18

    『維新断罪』発刊記念イベント、無事終了。

    大阪のタクシー会社の社長・坂本篤紀さんの初めての本、「維新断罪」の制作のお手伝いをしました。…

    『維新断罪』発刊記念イベント、無事終了。
  3. 2020.1.13

    つつんで、ひらいて

    1万5千冊をデザインした装幀者・菊池信義さんと本をつくる人々のドキュメンタリー、…

    つつんで、ひらいて
  4. 2023.6.22

    ボビーズ・バー、マスター御歳91歳!

     会計をしたときにね、これから女性と会うんですよといえば、バーテンダーはお客さまの手にジ…

    ボビーズ・バー、マスター御歳91歳!
  5. 2023.6.24

    ブルックリン生まれのウイスキー。

      ちょうど2回目となるニューヨークへの旅のまえに、ブルックリンの街中にウイスキーの蒸留所が…

    ブルックリン生まれのウイスキー。
  6. 2019.11.24

    人生で一番聴いた「アルバム」。

    FM COCOLOのメンバーがアルバムというパッケージ作品にこだわって愛着のある作品…

    人生で一番聴いた「アルバム」。
  7. 2023.5.3

    香港の万年筆

      万年筆を使うようになったのは30代前半からだ。 昭和の作家は原稿用紙のマス目に彫刻す…

    香港の万年筆
  8. 2023.6.1

    旅の相棒としての靴

      J. M. WESTONを「靴のロールスロイス」とたとえたのは松山猛だったと思う。その紹…

    旅の相棒としての靴
  9. 2023.8.25

    老眼鏡にあこがれて。

     口髭に白いものが混じったクリエイティブ・ディレクターは、原稿をチェックするときとかプレゼン…

    老眼鏡にあこがれて。